2015年03月12日

最近のトイガン市場

[この記事の内容]
最近都心にショップやフィールドが次々と誕生していますね。
日本全体の景気の影響もあると思いますが、それにしては勢いが
あるように思えたので、ちょっと調べてみました。


最近のトイガン市場
1月くらいのASOBIBA神田定例会より。近くて良いフィールドだった。

市場のデータは矢野経済研究所様の市場規模の調査レポート資料から引用しております。


市場は伸びている

矢野経済研究所の調査資料によると、
2014年は2013年比で23.1%増80億円だったそうだ。

1年で20億円程度の伸張。
これは1丁4.5万円の次世代電動ガンが約45,000丁売れるとちょうど20億円程度になるが、だいたいそのくらいとイメージしてもらえれば良いと思う。

ちなみに、トイガン界隈で人で知らない人はいない東京マルイさんの売上げ高はちょっと古いデータになるが、2007年で、60億円となっているそうだ。
※東京マルイさんは非上場で、決算情報を公開していないため、正確な情報はわかりませんが、今もおそらく同程度で推移しているのではないかと考えられます。また60億円もwikipediaの情報なのでいまいち信頼できない。が、このブログのためにTDBやTSRから情報を買うのも勿体ないので、データがこれしか無いということで60億円という前提で話を進める。


東京マルイさんあってのトイガン市場
東京マルイさんは模型部門やRC部門もあるため、全てがトイガンの売上げという訳ではないだろうがラインナップや、製品ホームページの造り方等から売上げ比率の大半をトイガンに依存していると考えるのが妥当だと思う。

仮に現在も売上げは60億だとして、そのうちの7割がトイガンの売上げだとすると、約40億円となる。
これは、トイガン市場全体80億円の半分となる。

現在は海外製メーカーも増えてきているし、サバイバルゲームフィールドの売上げもこの市場を支えていると思うが、東京マルイさん無しでは成り立たないだろう。


この状況に対しユーザはどうするべき?


1消費者が市場をどうこうできる訳では無いが、それでもトイガン愛好家であり、サバイバルゲームの更なる発展を願う我々もこの市場のために何ができるかを考えると良いと思う。

私個人の意見としては、まずは自分が楽しむことが第一で、その次にユーザを増やしていくことが重要だと思う。

ユーザを増やすと市場全体の購買力が上がる。すなわち市場を育てることに繋がり、新しいフィールドができたり、新しいメーカーが台頭して選択肢が広がったり、さらに高性能なトイガンが安価で手に入るようになったりと、巡り巡って我々ユーザに返ってくる。
そうすると市場自体が魅力的になり、新しいユーザをさらに呼び込み、良い循環が発生する。

逆にユーザが減るとその後の展開も真逆になる。

新規ユーザを誘うことができない人も、フィールドでは初心者さんに優しく、ルールを破る人に厳しく、サバイバルゲームを楽しめる雰囲気や環境づくりに手を貸すことで、市場に貢献できると思う。


まとめ

サバイバルゲームは自己申告性で、他のスポーツと比べるとマナーが非常に重要な遊びだと思います。
自分が思う存分楽しむためにもマナーを守ってしっかりと初心者を導いてあげましょう。
まだまだ発展途上であるこれからのトイガン文化をみんなで作っていけると良いですね。

その他
競技人口を知りたいな。
あとは東京マルイさんの歴代の売上げと拡張。
海外メーカーの決算とかまで集められれば、もうちょっとまともな
分析もできるかな。





Posted by depdepf  at 00:01 │Comments(0)トイガン市場サバゲ

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